2018年（の天中殺の開始）以来、貯金をせずに、
「他人のために何かをする」
「他人のためにお金を使う」
ということを、テーマに掲げて実践していたのですが、
4年弱、そういうことをやってみて気づいたのは、
そういうことをやっていると、
あまり感謝されないばかりか、むしろ孤独が募る、ということでした。
人によっては「タダで手に入るもの」に感謝しない、軽んじる、
あるいは「利用する」「乗っかる」…ということももちろんあり、
それはそれで、嬉しくないものであるのはちがいないのですけれど、
それ以上に感じるのは、
「私とあなたは別の世界にいるからね」的な分断の感覚で、
やってみる前に予想していた、
喜ばれるとか感謝されるとか、そういうことになるかといえば、
現実においてはそうはならないようだ、ということが分かりました。
そもそもですが、「人のためにお金を使う」というのは、
実はその相手をどこかで拘束する、
あるいは相手を支配下に置くようなエネルギーを発するようです。
このあたりは、「人のためにお金を使う」というのは禄存星的な行動なので、
モノの仕組みを考えれば、当然そうなるだろうと事前に気づくべきだったのですが、
私はその星を持たないのでそれに気づかず、
実際に、何年もそれをやってみて初めて気づいたのでした汗
日干が剋すエネルギーとはこういうことか…と。
このあたり、壮年期に身強の星があったり、
エネルギー値が高かったりして、
そういう利害損得にかかる摩擦・葛藤のエネルギーに対する耐性があれば良いのですが、
私はそういう利害損得にかかる摩擦・葛藤に耐性がないので、
結果として苦しかったということです。
あるいは、調舒星の時期にそういうことをしたから「孤独」につながった、
あるいは調舒星が刺激される時期だったから「孤独」を感じた、という面も大いにあるとは思うのですが、
「人に使う瞬間」は充実した気分でいたのですけれど、その結果はイマイチ楽しくありませんでした。
このあたり、禄存星・司禄星を星図に持っている人なら、
あるいは、禄存星・司禄星がめぐっている時期なら
もしかしたらちょっと感覚がちがうのかな。
分かりませんが、
ちょうど来年・再来年は禄存星・司禄星がめぐるので、
ちょっとその「日干が剋すエネルギー」を意識して、改めて「人のためにお金を使う」ということに挑戦してみようと思います。
具体的には、明確に、「日干が剋す」ことを意識する、
しっかりくっきり明確に、目的を定めて意識的に「貸しを作る」的にお金を使ってみたら楽しくなるかな？など考えています。
「貸しを作る」的に、などと書くといやらしい感じもありますけれど、
ある面では「コミットする」的なつながりが醸成できる感じもあり、
禄存星・司禄星の年運では、むしろそのほうが星の意味に合っているような気がしています。
私自身、その星を持たないので、せっかくめぐる星をしっかり使って実験してみよう、ということです。
ちなみに、
人にお金を使う先に「孤独」ばかりが募ったのは事実ですが、
その人に使ったお金の何倍も、モノやらお金やらがあちこちから入ってくるようにもなったのも事実で、
保有資産が増えたり、収入が増えたり、たいそうなお酒や骨董、高価なお品を頂いたりもして、
禄存星の回転財的側面を体験しました。
これはいわゆる成功哲学やお金の引き寄せなどでいわれていることの実践と体験をした、というのと同義で、
これまでも何度か体験したことがあるのである程度予見できたことですが、
自分がお金を手放すことと入ってくることの連動がくっきりと体験出来て面白いなと感じました。
その星がめぐらずしてそうならば、
いよいよ禄存星・司禄星がめぐると果たして何が起こるのか？
ここ数年の経験を活かして、
来年はもう少し、禄存星・司禄星を意識して、「お金を使う」ということに取り組んでみようと思います
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