天中殺月に扉が開く（雑感）

天中殺月に入って20日くらい経ちました。

年の天中殺は12年に2年間ですが、
月の天中殺は12カ月に2ヵ月です。

12カ月に2ヵ月、ということは、
一年12ヵ月であるのは変わらないので、
常に同じ月が天中殺月になる、ということで、

戌亥天中殺の私の場合、常に毎年、10月と11月（厳密には節入り日考慮）が天中殺月ということになります。

天中殺月になると、
だいたい、もの悲しい気持ちになるのですが、
以前は単に季節の移ろいによるものだと思っていました。

世の中的に、「秋はもの悲しい季節」といわれますし。

けれど、算命学を学び始め、自己観察をきちんとするようになって以来思うのは、
もう、はっきりくっきり、その「天中殺月に入った日」から気持ちが落ちるということ。

別に、悪いことが起こるとか、イヤなことが起こるとか、
そういうことはないのですが、気持ちがどーんと落ちます。

そして、現実の生活や現実の人間関係への興味が減退し、
（とはいいながら、いちおう生活もしているし、友達とも会いますが）
心がすーっと空白になっていく。

さて、その「どーんと落ちて空白になる」ということをもって、
なるほど、天中殺月に張ったからなんだな、と思っていたのですが、

そうこうしながら過ごしていると、
逆にあちこちからいろんな情報が入ってくる、
あるいはまるで降ってくるみたいに色んな考えやアイディアがわいてくる、
ということに気づきました。

たとえば、
日常の中で懸案だったことの対処法とか、
やるべきことや買っておくべきものとか、
日頃はランダムに、思いつくままやっているのですが、
そういうのがくっきりはっきり整理されて降りてくる感じがしますし、

算命学の理解にあたり、
あの構造はいったいどういう現象につながるんだろう？と疑問を持ちつつ棚上げにしていたことの答えが、
くっきりはっきりとした回答として降りてくる、ということもあります。

…と、ここまで書いて思い出しましたが、
前にも同じようなことを書いたことがありますね。

天中殺中というのは、「想念の扉が開く」ということもあるのではないか？
…そんなことを、いつだったか書いたと思いますが、
改めて、このところそう感じています。

つまり、天中殺中に「新しいことをやっていはいけない」のは、
その前に、やるべきことの情報、目指すべきことの青写真を受け取るべき期間だから、
…というのもその理由なのではいか？

その受け取るべきことに集中するために、
気持ちがどーんと落ちて、空白になるんじゃないか？と、いうことです。

ちょっとそういう視点で、あと一カ月と少し、過ごしてみようと思います。
どこまで受け取れるか、
できれば、来年やるべきことなども、整理してすとーんと降りてくると嬉しいな、と思います。

なお、これはあくまで私の雑感、体感であり、
理論的、構造的には未検証なので、読み流してくださいませ。

元々、「宿命中殺＋天中殺で扉が開く」と仮定していましたが、
中殺なしの天中殺のケースではどうなのかな？ということを検証しているところです。

このところ、
いろいろ降りてくることを書き留めたり、整理するのに忙しく、
更新が遅れがちですみません。

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