『LIFE SHIFT2』と『ビジョナリーカンパニーZERO』

『LIFE SHIFT2』と『ビジョナリーカンパニーZERO』
…を購入しました。
今週末のうちに読みます。

『LIFE SHIFT2』を買いに行ったら、隣に『ビジョナリーカンパニーZERO』が積んであって、
実は『ビジョナリーカンパニー』の3と4は未読なのですが、目についたので二冊とも購入しました。
おいおい、3と4も読みます。

さて。

『LIFE SHIFT2』の冒頭、
「健康と資金とスキルと生き甲斐と人間関係を維持することは、ますます個人の責任になってきている」
…とあり、

『ビジョナリーカンパニー』の帯には、
「偉大な企業をつくる地図を手に入れよう」
…とあります。

人間が、社会から逃避することなく、社会との調和の中で人間らしく生きていく、
…という場合には、
多分、個人の人生の青写真とともに、起業・組織の地図も必要で、
その青写真と地図を手に入れるための参考に、来年の目標設定前にしっかり読んでおきたい。

2016年に『LIFE SHIFT』(一冊目のほう)を初めて読んで以降、
私の人生は激変しました。

仕事の位置づけと仕事に対するスタンスが激変し、
投資行動が激変し、
人間関係の作り方や選び方、その関係を維持する方法が激変しました。

利用するお店の選び方や、教えを受ける先生との付き合い方、
「健康」のための行動・活動も激変しました。

何がどう変わったかは、これまであれこれ書いている通りですが、
算命学を学び始めたことや、Apple watch の導入、
定期的に、「成長につながらない人間関係」を整理する習慣なども、
まさに『LIFE SHIFT』の影響を大きく受けてのことです。

今回、『LIFE SHIFT2』を読んだら、また何かが変わるのか、
今度は何が変わるのか、今からちょっと楽しみです。

一方、『ビジョナリーカンパニー』のほうは学生の頃に初めて読み、
以後、続編が出続けていて、様々に学びどころの多い本ですが、
この本によって自分の軸になった、大きな学びが「選ぶ」ことの大切さです。

「人を選ぶ」ことの大切さ、
「何をするか」より「誰とするか」が大切で、

自分が価値を置いているものを尊重しない人、
自分から搾取をすることしか考えない人とは、
たとえそれが、何千万円、何億円のお金を払ってくれる「お客様」でも、
永遠に縁を切るべきこと、

そうでないと、
無駄なストレスや余計な手間のため前進力が損なわれる一方、
そういう人との関係が切れることで、
勢いが得られ、可能性が大きく開かれることを知りました。

ラーメン屋さんなどで、
「文句を言う客は来なくていい」という在り方のお店がありますけれど、
世の中、たかだか何百円、何千円程度のお金を払って「客だ」と威張る方がおられて、
そういうお客さんのために、いろんな不調和が発生するなら、
「そういうお客さんはお断りするほうが良い」ということもあるわけです。

このあたりは、
動乱期、不景気の時期は、
何百円、何千円のために「お客様は神様だ」などといわれた一方、
平和期、好景気の時期においては、
クレームの多いお客さんや、迷惑をかけるお客さんは、避けるべき、といわれる、
ということに通じています。

最近は、反社関連など、相手によっては何億、何十億のお客様でも謝絶することが推奨されますけれど、これも平和期・好景気の時期の傾向の一つといえます。

もちろん、「選ぶ」からには、それができるだけの水準の商品なりサービスなりを備えていなければならないわけで、
企業側・お店側は、「選ぶ」ことができるだけの高い価値の提供をし続けなければならず、
その点において、自らにも課せられるものは高くなるのですが、
それでも、景気が良いと、「難しいお客様」を追うことよりも「スムーズなお客様」を「選ぶ」ほうが効率も良く実入りも良いという傾向はまちがいなくあります。

こうしたことは、
ビジョナリーカンパニーの一冊目、二冊目と呼んでいた頃(=動乱期の真っただ中)はピンとこなかったのですが、
最近(=平和期・経済確立期)において見渡せば、
特に相応に高品質・高付加価値を提供しているようなお店であればあるほど、
明確に「客を選んでいる」というのを感じます。

このあたりは、算命学のお教室なども同様で、
きちんとされている先生などは、
全体の調和を乱される方や、ルールを無視されるような方に対しては、
「やめてもらいます」ということをおっしゃっておられて、
そうやって、水準と品質、レベルを維持するために「選ぶ」ということをしておられたりします。

そう考えると、
自分が好きなお店や、ありがたいサービスを提供してくださっているような方に対しては、
「お金を払ってやっている」「お金を払っているのだから自分が偉い」
…というのではなく(最近は、そういう人もめっきり減りましたが、たまにいますね)、

お金を払って、
「買わせていただいている」
「お料理をつくってもらっている」
「貴重な知見をご教授いただいている」
…という感覚が大事なのであろうと思います。

なぜなら、
他で代替できないものを提供してくださっている方に嫌われたら、
それは二度と手に入らない、
人生において、リカバリが難しい損失となるからです。

ちなみに、うちの近所にやたらと感じの悪い大将の日本料理屋さんがあるのですが、
とてもおいしいので、嫌われないように品行方正にして通い続けています笑

なんとなく、
大量生産できるようなもの、薄利多売で取引されているようなものは別にして、
「きちんとしたもの」「本当に価値があるもの」「感動するもの」というのは、
今後(権力期、動乱期の前まで)、手に入りづらい貴重なものである、という認識をもっておく必要があるだろうと思っています。

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