人生の方向転換、三合会局

学びや哲学、芸術などを自分の見識に取り込んだ上で現実世界で活躍する人と、

現実世界で活躍したのちに、学びや哲学、芸術など精神性の世界に向かう人というのがいます。

 

ざっくりですが、
申、子、辰、寅、午、戌
…これらの十二支が命式にある人は、
学びや哲学、芸術→現実世界で活躍

 

巳、酉、丑、亥、卯、未
…これらの十二支が命式にある人は、
現実世界で活躍→学びや哲学、芸術の世界に向かいます。

 

厳密には、命式と後天運のなかで三合会局が成立する場合に、
上記のような大転換が起こります。

よって、一つしかなくても後天運の大運と年運とかで揃えば大転換の可能性がありますし、
既に命式に半会がある場合は大転換の確立が高くなります。

 

三合会局の組み合わせは以下の通り。
①申子辰(水)
②亥卯未(木)
③寅午戌(火)
④巳酉申(金)

 

①③の組み合わせの場合は、精神性からスタートして現実性へ。
②④の組み合わせの場合は、現実性からスタートして精神性へ、です。

 

タイミングは後天運の星周りによるので一概には言えませんが、
きちんと調べて認識しておくと、

そうした心境の変化があったときに、
「キャリアの一貫性」
に拘ることなく自分の方向を選ぶことができるように思います。

 

特に時期まで調べなくても、
自分の傾向として認識しておくと、
自分の中にそうした変化への思いや動きを察知したときに、
自由に、そして自然にそれを選択できるように思います。

 

ちなみに、
これは現在活躍している人の今後の方向性を見るときにも参考になります。

活躍している実業家がその事業を継続していくか、
何らかの変化が予見されるか。
上場しているオーナー企業の社長の方向性を見るときに参考にしたりします。
(歴史の浅い企業は、それ以前に事業自体の継続性のほうが問題ですが。)

 

なお、
この変化は、まったく兆しのなかったところで突然起こるというよりは、
何かしらの兆しを感じつつ、
環境や社会通念などによって抑えられていたものが、三合会局のタイミングで発現する、というイメージを私は持っています。

 

三合会局の成立は、
命式と大運、年運に加え、月運、日運でめぐっても効果はあるので、
機が熟したタイミングと三合会曲のタイミングが一致したところで、
そうした大きな変化が起こる、というような。

 

検証を重ねているところですが、
人生を転換させた人
の事例をどうやって集めるか、そこがネックになってなかなか検証が進みません。
確信を得たら、また書きます。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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