これはルネ・マグリットの『王様の美術館』という絵。
ルネ・マグリットは自身の絵を、
「目に見える思考」
として描いていて、世界が本来持っている神秘を描いているといわれます。
1920年代から1930年代にかけてのアートはとても哲学的で思索を誘うものが多くて好きですが、
この人もその時代にこの画風を確立した人。
私はこの絵を観て、
とても算命学的だな、と思いました。
皇帝が、
人を見て陰占の命式を観じると、
こんな風に見えそうです。
この人物は山、
でも心には人の住む街があって、
普段接する手前側のところは木。
そしてこのどんより空はたぶん初冬。
日干が戊、
月干が己、
年干が甲。
月支は亥。
なんだか男女関係がめんどくさそうですが、そこそこ強運な命式になりそうです笑
この絵の本旨とは必ずしも一致しないかもしれないのですが、
そんな風に見えました。
ちなみに、
私が最近、人を見るときは、
こんな風に見えることがあります。
雨の人だな、とか、
太陽な人だな、とか、
仕事をしながら観じていて、
頭の中で、
「雨の人だからこうなんだな」とか、
「さすが山の人だな」とか思っています。
その人が命式に見えて良い点は、
一つ一つに納得感があってイライラしない点と、
相手が欲する対応を理解して対応できる点です。
例えば私の直属の上司は雨の人で、
私は田園都市の質なので、
必ずしも相性は良くないのですが、
この人はサポーティブな対応を欲してるんだな、というのは分かるので、
報連相を徹底してサポートとしての立場を際立たせて接したりします。
まぁ、
まわりが私の東洋思想の勉強に協力的で、生年月日を開示してくれているからできることですが、
多分お互いに無駄なストレスがなくて良いように思います。
人が命式に見えるってちょっとやばそうですが、
なんとなく今はそんな時期、
世の中を五行で捉えられるようになる過渡期のような時期で、
そのうちもう少し落ち着いた感じの理解になるんじゃないかな?
と、思っています。
ちなみに、
いきなりその人が命式に見えてくるわけではなく、
何か特徴的な出来事や反応があったときに腹落ちすると、
命式に見えてくる感じです。
面白いし、便利です。
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