貯金の功罪

東洋経済のネット記事に、

『年収2000万円世帯に貯金が少ない理由』という記事がありました。

https://toyokeizai.net/articles/-/281072

私自身、積極的に貯金をしなくなりましたが、
この年収2000万とかそれ以上の世帯というのは、あまり貯金ということに価値を置いていない気がします。

 

お金というのは単なるシンボルなので、それを増やすとか集めるとかいうことに意味を感じてないような。
慣れてしまえば簡単に、装置のようにオートマチックにそれができてしまうので、
お金がいくらたくさんあるとか増えるとかいうことに対して
「それが何?」みたいな感覚がある印象です。

実際、最近私の周りにいる人はあまり積極的に貯金をしていない人が多かったりもします。

 

昨年の夏ボを全部算命学関連書籍につっこんでみて思うのは、
「人生に彩りがもどってきたな」ということ。
まぁ、算命学のような古代の歴史を学んで「彩り」というのもなんですが、
(知性を司るのは黒ですし)
なんとなく静かに学ぶ中にも心の華やぎがあります。

 

お金という無色透明のシンボルで、
どんなものを顕現させるかを決めた人にとっては、
貯金は単なる停滞でしかないのかもしれません。

 

貯金するより大切な「得たい何か」が既にある人にとっては、
その何かを手に入れるまでのwaiting timeのようなもので、
できるなら待つことなくさっさとその何かを顕現させるためにお金を投じてしまいたい、思考回路はそんな感じです。

 

貯金があるというのは、
人生をとても平坦なものにする傾向にあります。
せっせと貯金することは、人生をダイナミックに生きることにはつながらない。

 

貯金をするというのは静的で、
そこに動的な飛躍とか発展はありません。

それを何かに使ったり、投資するなら別ですが、単にお金をコツコツ貯めていくのはとても直線的で、創造的ではありません。

 

実際、高齢の方が何億も寄付したりする、それはとても素晴らしいことですが、こんこんと貯金することは多くの場合、そういうことにつながるかな?
という気もします。

 

「全く貯金がありません」
というのもどうかな?とは思いますが、それすらも何か発展的な何かを生む機運につながるのではないかと思ったりします。

特に動乱系の命式の人は、そういうゼロからスタートした方が、動乱の質を生かすことができます。

 

なので、司禄星のような蓄積の星があれば別ですが、

そうでなければ、特に禄存星などある人なら、

インデックス投資より
自己投資、子供投資、家族投資をしたほうが、人生が動的なものになる気がします。
大前提として、「目指す何か」が定まっている必要はありますけれど。

 

とはいえ、
日本人は安定志向なので、
考え方としては少数派だと思いますが、
そもそも年収2000万円世帯自体が少数派なので、そんなものなのかもしれません。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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