尊敬する友人が、大学院に合格されて、この4月から通われるという報告を頂きました。
おめでとうございます！
…と思いつつ、
ちょっとした緊張感もまたありました。
「私もしっかりやるべきことをやらねば」…というか。
私は、そんなふうに、自分に緊張感をもたらしてくれる人が好きです。
本日はnoteのほうに、
夫婦におけるエネルギーのバランスと、それが及ぼす寿命の関係について書きました。
夫婦のバランスによっては、
その結婚によって短命になる組み合わせというのもあり、
かなりセンシティブなので、noteのほうにも久しく書いていなかったのですが、
家系のエネルギーバランスが、
「予想外の合格」をもたらすこともある、という多少センシティブな内容について先日書いた、
その流れで、ようやくそれについて書いた次第。
結婚において、極端にアンバランスな結婚をしているケースというのは、
夫婦の力関係というのが一方向に定まってしまっているもので、
そういう結婚における夫婦の関係というのは、
多くの場合、「成長に向かう緊張感」に欠けるきらいがあり、
その先において、宿命を逸れていく…ということが往々にしてあります。
ラクに安全に生きていきたい、という思いを否定するものではありませんが、
ラクで安全な関係というのは、なかなか成長には向かいにくいもので、
例えば、気持ちの上で「切磋琢磨できる関係」「成長し合える関係」であると思っていても、
エネルギー的にアンバランスな夫婦というのは、
得てして、そのアンバランスで一方向の力関係が固定化し、安住した先に、
本質的な意味での成長が難しいということがあるのです。
算命学において、夫婦というのはある程度、エネルギー的に拮抗しているほうが良い、
…といわれるのは、そういう理由に寄ります。
友人関係というのも、
「これがすごい」と思う対象が、ある程度に通っているような人との関係は、
成長に資するものになる一方で、
互いに「これがすごい」と思うものがかけ離れていると、
それぞれの「すごい」を尊重し合うという意味では美しいかもしれませんが、
そこに「切磋琢磨しよう」という意識が生まれない、
それぞれがそこに安住してしまう、という意味ではやはり成長をけん引する関係にはなりにくいように思います。
このあたりは、
「相剋」＝有意識は、緊張感はあるけれど成長につながる一方で、
「相生」＝無意識は、のんびりラクではあるけれど成長にはつながらない、
…というあの構図と同様のお話です。
前に書いたことがありますが、
通常、人体星図の西方＝配偶者・近しい存在との関係というのは、相生＝無意識で付き合えるラクな存在であることが望ましいといわれるのですけれど、
イーロン・マスクさんやジェフ・ベゾスさん、孫正義さんなど、
いわゆる成功者と呼ばれる人の多くは西方が相剋になっていて、
妻や身近な存在に安住を求めず、そこに緊張感があることで成功に向かう起爆剤となっていることが多くあります。
こうしてみると、
成長しようと思うなら、何か目指すものがあるなら、
「緊張感のある存在」を身のまわりに置くほうが良いのだ、ということが良く分かります。
もっとも、
エネルギー的に拮抗することの緊張感の先にある成長と、
相剋という反発の緊張感の先にある成長は、
ちょっと種類が違うので、まとめて語るべきではないところですが、
それでも、関係の固定化、安住できる気安い関係というのは、
少なくとも「成長」や「目標への活力」にはつながりにくい、ということは分かるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
自分に緊張感をもたらしてくれる存在というのは貴重です。
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