スープなどをつくるときに、かきまぜる、
そのときのかき混ぜ方は、
右回りの渦巻きを描くようにすると美味しく出来上がり、
左回りの渦巻きを描くようにすると不味く出来上がるのだそうです。
右回りは物事をtightにする、
左回りは物事をlooseにする、
という言い方をされることもありますが、
右回りは気がこもる、充満し、
左回りは気を抜く、気が薄まる、
…ということでもあるように思います。
さて、いろんなものが美味しくてここ数年通っているお店があったのですが、
このところ、どれもこれも味が落ちている印象のほうが強くなり、
ついに先日、ゴムが混じったような味のものが出てきて、
これはもう、この店には来るべきではないのだろうと腹落ちした、ということがありました。
思い返せば、
最近は、まわりの人の評判も落ち気味で、
出入りしているのはちょっとどうかな?という人のほうが多かったので、
納得といえば納得なのですが、
なんていうか、その一連の流れが、
左巻きにものをかき混ぜているような、
気がどんどん抜けて行っているかのような、
物事がどんどんlooseになっていく印象と重なったのが興味深く。
ちなみに、それにしてもこれはどうしたことだろう?
…と思いつつ、
そのお店の店主さんに誕生日を伺って命式を拝見してみましたら、
ちょうど今年から中央に害がめぐっておられて、
なるほど、「気が散じていく」とこうして気が抜けていくようなことが起こるのだということに気づきました。
考えてみれば、looseになっていくというのと、気が散じていくというのは、
同じことを意味するのかもしれません。
害の影響だとすれば、
支合的に、「今までのルーティンを大切にする」ということで、
そのlooseに散じていく気を防ぐことも出来そうですが、
ゴムの味のそれの衝撃が強すぎて、伝えるかどうか迷うところで、
そもそもですが、「味が落ちた」というのは多分に主観的なもので、
「評判が落ち気味」というのも同じく私の主観によるところでもあり、
しばらく様子を見ようと思います。
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