算命学は「占い」にカテゴライズされることが多いので、
「いつ結婚できますか?」
のような質問もけっこういただきます。
結婚する、結婚できるタイミングについて、本質的な観点で答えるなら、
結婚の覚悟ができたとき
他人軸の考え方が身についたとき
ということになるだろうと思います。
が、一応、算命学的観点で、
結婚しやすいタイミング、というのもあるので以下にご案内いたします。
①日干が後天運の年干と干合するタイミング。
(今年は己亥の年なので、日干甲の人がそのタイミング)
②日支が半会か支合のタイミング。
(今年は己亥の年なので、日支が卯、未、寅の人がそのタイミング)
③陽占の西方にある星が年運でめぐるタイミング。
④男性の場合、年運で禄存星か司禄星がめぐるタイミング。
⑤女性の場合、年運で車騎星か牽牛星がめぐるタイミング。
※天中殺期間を除く。
また、結婚するのに良い相性というのもあるので、こちらも紹介しておきます。
①干合、支合、大半会、律音、納音のいずれかがある(多いほど良い)。
※羅状(斜め)でも可。
②陽占の自分の星図の中央と相手の西方の星が同じかその陰陽違いの星がある。
相手の星図の中央に自分の西方の星かその陰陽違いの星がある。
③宿命中殺がある場合、相手にも宿命中殺がある。
④異常干支がある場合、相手にも異常干支がある。
⑤自分と相手の天中殺の組み合わせが以下の組み合わせ。
子丑天中殺−午未天中殺
寅卯天中殺−申酉天中殺
戊亥天中殺−辰巳天中殺
なお、この「結婚するのに良い」というのは、楽しく仲良しな結婚の相性ということではなく、
家系が伸びていくための結婚として良い相性ということです。
例えば納音の関係の場合、結婚によって発展することもない代わりに衰退することもない関係となります。
また、大半会の関係の場合、結婚によって夫婦としては発展しやすいものの、片方が犠牲になってもう一方を伸ばすといわれます。
天中殺の組み合わせは、仲が良いのは同じ天中殺同士ですが、悪い時は2人してどこまでも悪くなってしまいがちで、
上に挙げた組み合わせなら、片方が苦しい時にその不運を止められる関係です。
参考:『算命占法』下巻 上住節子 著
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