宿命に納音がある人は「矛盾を正す」という役目があるといわれます。
これについて、
いまいちぴんときていなかったのですが、
それって「宿命から逸れている人に敏感である」ということも、
「矛盾を正す」ことの一貫なんじゃないかな?
…と、最近、気づきました。
というのも、
私自身が、
中殺があるのに中殺をきちんと消化していない人とか、
身強の星があるのに身強の役割を果たしていない人とか、
あるいは、人体星図の星を無視して生きている人とか、
…そういう「宿命を逸れている人」に対して敏感であるのは、
その宿命納音がある人の「矛盾を正す」という役目によるのだろうと思い至ったからです。
私の場合、
厳密な意味での宿命納音ではなく、「火母に従う」ことの結果、宿命納音になるだけなので、
自分としては「宿命納音がある」という自覚が希薄だったのですが、
(そもそも、陰占の要素は自分では自覚しにくいですし)
このところ、
私が人間関係を整理しているその基準について、
「ちょっと厳しすぎない?」という指摘を受けて、
自分がいったいどういう基準で人間関係を整理しているのかを振り返ってみたら、
その対象が、
中殺があるのに中殺をきちんと消化していない人とか、
身強の星があるのに身強の役割を果たしていない人とか、
あるいは、人体星図の星を無視して生きている人ばかりで、
いずれも、彼らの宿命を事前に認識していたわけでもないのに、
調べてみたら、そういう「矛盾」を抱える人ばかりであったことが分かって、
なるほど、私はそういう「矛盾」に激しく反応する、
それは宿命に納音があるために、
そうやって「矛盾を正す」ということに向かう傾向があるのだな、と気づいた次第。
さらにいえば、その宿命納音に異常干支が絡んでいるのも、
そういう「矛盾への敏感さ」に拍車をかけているのかもしれません。
繰り返しになりますが、
宿命納音のような陰占の要素は自分では自覚しにくく、
これまでまるでそのことに気づいていませんでした汗
けれど、それと分かって振り返ってみれば、
「耐え難く感じる」という場合のそれは確かに何かがかみ合っていない、ズレているという感覚があり、
「何かがおかしい」という場合のそれは確かに存在の薄さというか軽さというか、そういう感覚があり、
すべてを調べたわけではないですが、
調べた限りにおいてもれなく「理由」が見つかったということは、
多分、調べてみればその感覚にはすべて理由が見つかるのだろうと思います。
…もちろん、そうやって自分の感覚を過信することのリスクがあるのも自覚しているのですが、
一方で、自分が捉えるその「おかしさ」というのを無視したり、軽視したりするべきでもないのだろうとも思います。
ちょっと、自分がとらえる「おかしさ」というものにもう少し注意を払って、
その理由と背景について吟味することを習慣にしてみようと思います。
ちなみに、それと気づいて、
「宿命納音」をぐぐろうとしたら「宿命納音 天才」と予測変換が出てきました。
ニュートンやエジソン、ケプラーは命式に納音を、アインシュタインは準納音を持っているのだそうです。
彼らは「世間の常識」といわれていることの矛盾に挑み証明したという意味で、確かにとても納音的。
私も、「矛盾」に気づくその感覚を、
単に「耐え難く感じる」とか「何かがおかしい」と喝破するのみならず、
もっと前向きに世の中の役に立てられるよう精進しようと思います。
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