このところ、身の回りで離婚する方がけっこうおられます。
離婚まで至らないまでも、危なさがあってご相談に来られる方も重なっています。
あんまり重なるので、
これは何か書くべきことがあるのかな？
…と考えていて、
たまたま本日、
noteのほうに夫婦の陰陽の法則について書きながらハタと気づいたのが、
「夫婦の次元・レベルがかけ離れてしまうと夫婦関係を維持できなくなる」
…というお話で、
本日は、ちょっとそれについて書いておこうと思います。
さて、そもそもですが、
夫婦というのは対等の関係であり、
結婚する、ということは、同次元・同レベルであるからこそ、
その婚姻が成立し、共に生活することが出来ている関係です。
人によっては、
自分のほうがはるかにレベルが高いとか、
自分のほうがずっと格上であるとか考える方もおられますし、
あるいは、
たいへんな玉の輿結婚で、分不相応の結婚をしましたとか、
際立つ経歴を持った方に見初められて結婚しましたとかいう方もおられますが、
結婚して、一緒に生活できているなら、
その夫婦は同格にして同次元、同レベルの関係であるといえるのです。
とはいえ、
それはあくまで「結婚したとき」のお話で、
人間というのは、成長したり停滞したり、ときに堕落したりと、
常に変動を繰り返しているので、
一時的にその次元が異次元となり、あるいはレベルがかけはなれる、
…ということは日常的にあって、
いわゆる位相法条件が何もないようなところで離婚をする夫婦の多くは、
その次元・レベルがかけ離れるようなタイミングに離婚しています。
もっとも
次元・レベルというのは常に変動しているので、
多少のズレであればそれをもって即座に離婚に至ることは少ないのですが、
例えば、元々次元・レベルがかけ離れていて、
たまたま結婚したタイミングにおいて一致していた、というようなケースの場合には、
離婚の危機が何度も起こり、
その危機を何度か繰り返すうちについには離婚に至りました、ということになりがちです。
この次元・レベルに捉え方については明日あたりnoteに書くので、
算命学を学んでおられる方はぜひご覧いただきたいのですが、
それはともかく、
そもそもの次元・レベルがかけ離れるタイミングにおいて、
離婚する夫婦と離婚を回避する夫婦で何が異なるのかといえば、
離婚する夫婦は、お互いの違いに苦しみ、お互いの違いを憎む傾向にあり、
離婚を回避する夫婦は、お互いの違いを認め、お互いの違いを楽しめる傾向にあって、
そのお互いの「違い」に対するスタンスが大きく異なります。
これは、夫婦でなくとも、
通常の社会において出会う人でも、
次元・レベルが異なれば、通常は仲良くなるのが難しいものですが、
相手を認め、相手からも認められれば、次元・レベルを超えて関わることができる、
あの感覚を体験したことがある方なら、お分かりになるのではないかと思いますがどうでしょう。
もっとも、離婚が悪いというわけでもなければ、
お互いの違いにフォーカスすることが悪いわけでもありません。
「違い」にフォーカスすることで際立つ自分というのもあり、
アイデンティティの確立には、そういう「違い」にフォーカスするステップも必要といわれますので、
のべつまくなしに「相手を認めましょう」「相手との違いを楽しみましょう」…というのではなく、
離婚を回避したいなら、
それは相手を認めるなり、相手との違いを楽しむなりすることが必要ですよ、というお話です。
あるいは、
その次元・レベルの乖離度合いは常に変動しているので、
早急に結論を出さず、何年かのスパンでもって考えるというのも一つかもしれません。
その何年かで、また次元・レベルがかみ合うこともけっこうあります。
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