ハリーポッターと変剋律大運

昨日、浅見帆帆子さんについて取り上げました。
この方の命式を拝見しつつ、変剋律大運が移動、稼働したという見方もあるなと思いつつ、ただ宿命に異常干支がある場合は移動させないと以前習ったので触れませんでした。

 

そのことをふつふつと考えつつ、
帆帆子さんの「イギリス」「ベストセラー」のキーワード、
そしてたまたまイギリスに旅行中の知人がハリポタで有名な駅の写真をFacebookに上げてい他のを見てふと気になってJ.Kローリングの命式を見てみましたら、
この人も帆帆子さんと同じ日干支丙戌で異常干支あり(ローリングさんは生月中殺もありますが)。

この人は恐らく移動させない変剋律の大運で稼働した人です。

※変剋律大運は大運で以下の連続した異常干支がめぐる大運を指します。

①甲戌・乙亥
②辛巳・壬午
③丙戌・丁亥・戊子
④戊戌・己亥・庚子
詳しくはこちら:https://gamp.ameblo.jp/ikejii-1942/entry-12433755833.html
(こちらのブログは高尾学館の教科書に準拠しているので勉強になります)

 

変剋律の稼働条件は、変剋律の大運に入った後5年間で精神苦を経験することといわれますが、
ローリングさんは変剋律の大運に入ったのが88年、90年にお母様を亡くされ、同じ時期に恋人も失い、92年に別の男性と結婚して93年には出産もされますが、夫に家から追い出されるという事態に。
既にお父様は再婚され帰る場所もなく妹さんの家に身を寄せて生活保護を申請しています。

母を失い子を成した身を夫に追い出され、父は再婚して帰る場所もなく生活保護…。
こんな精神三重苦のような経験を、
変剋律の大運に入って5年のうちに経験されていたことが、あのハリーポッターの爆発的な大ヒットにつながったようです。

 

変剋律大運は才能を発揮させて陽転する時期といわれます。
才能とは精神に起因するものですが、
これは、
変剋律の大運に入って徹底的に精神苦を経験し、精神が無になったそこを埋めるためにひたすら自らの才能を発揮していくことに打ち込み始める、
そしてその才能が大きく発揮されて陽転するという仕組みです。

生月中殺があり、
陽占では調舒星と牽牛星が中殺されるわけですが、中殺は陽転するとそれらの星が異常なレベルで(常人とは異なるレベルで)稼働します。
小説という調舒星の分野で世界一のベストセラー作家になり、
名誉という牽牛星の分野では大英帝国勲章をはじめとする様々な名誉栄誉を得ているのも納得。

 

しかしこうしてみると、
大きな名誉を得ることや大成することの裏側に家族を失うという並々ならぬ精神苦を経ることがあるとすれば、
それは必ずしも幸せなことではないのかもしれないな、とも思いました。

 

ちなみに、
帆帆子さん、JKローリングさん、そして新皇后雅子さまは三人とも日干支が丙戌です。
特に意識していたわけではありませんが、このタイミングでこの三人の命式を拝見したのも何か意味があるのかもしれません。

※命式図は例によってセラファムさんのアプリです。

※写真は昨日行った鶴見駅。なんとなくハリポタのあの駅に風情が似ています 笑

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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