禄存星・司禄星と車騎星・牽牛星の人間関係の作り方の違い(雑感)

昨日、天剋地冲について書きました。

その天剋地冲が割とネガティブな現象として起こったことについて、
反省しているということを書いたのですが、

自分の中で理由をとらえ、
自分の内側の意識を軌道修正したら、
本日、その問題が、あっという間に解決解消しました。

そんなことあるの?
…思われそうですが、

問題が起こるには3段階くらいあって、

問題の兆しが起こった時点で気づいて軌道修正すれば、何事も起こらず、
問題の兆しを放置したら何かしら問題が起こるけれど、そこで気づいて軌道修正すれば問題は小さく済み、
問題の兆しを放置した先に問題が起こったのに、それも無視していると、大きな問題が起こる

…という仕組みなので、

今回は二段階目、
つまり、問題に気づいて「正しい道」に立ち戻ったので、問題が大きくなることなく解消したのだろうと思います。

その意味で、
常に自分や自分のまわりで起こる出来事に自覚的でいることはとても重要であるということ、
そして、日々の位相法はやはり自覚しておくことが大事であるな、と感じました。

なお、「正しい道」とは、
自分がこの世界に生まれてきたその役目を果たすその道のことなので、
人により、その道がどんなものかは異なります。

たとえば、
先日、最近私が停止している人間関係について
「そんなに厳しくしなくてもいいんじゃない?」
…という指摘を受けたのですが、

その指摘をした人にとっての正しい道と、
私にとっての正しい道は異なっているので、
参考意見として受け取るにとどめました。

具体的に言えば、
その「厳しすぎる」と指摘をした人たちには禄存星・司禄星があった一方、
それも仕方ないと考えた私にはそれらの星がなかった、ということなのですが、

それが何を意味するかといえば、

禄存星・司禄星で動く場合、
「兎にも角にもまわりに人を引きつける」、
自分は動かず、まわりが寄ってきてこそ本領が発揮できる引力本能の星であり、
他人が寄ってくる、その寄ってきた人たちこそが「釣り場」なので、

まずは人を選ばず釣り場を広げることに「正しさ」がある一方、

車騎星・牽牛星で動く場合には、
自分を動かすトリガーになる存在こそに意味があり、
そういう相手を選んで付き合うことに「正しさ」あるのであって、
トリガーになり得ない人と関わること自体、宿命を逸れることになります。

「厳しすぎる」と指摘した、その禄存星・司禄星で動く方の方のほうは、
他人と付き合う際に、厳格な基準を持たずとも、「たくさんの人」を寄せ付けるだけで人生は好転していく一方、
(引き寄せる、寄ってくる、というそこに信頼関係があることが大事なので、対象は必ずしも限定されない一方)、

車騎星 牽牛星で動く場合には、

大義や正義に悖るような人、
知性を欠き、庶民的すぎるような人
大言壮語し有限不実行の人、

…などと関わることは、そもそも星意にあわず、 忌避するべきであるということです。

星意に合わないことをしたり、
星意に合わない人と関わっていると、
刺激も発展性もなく、停滞感があるな、と感じる、
…などと書くと、

それってワガママなんじゃないの?
と、いわれそうですが、

世の中には「関わってはいけない人」、
関わることで、自分の本来の人生を逸れていってしまう人というのがいて、

そういう人は、
「泣いて馬謖を斬る」心でもって関わりを断つ必要があるのではないか、と思っています。

少なくとも、
自分が何かを真剣に目指しているなら、
そういう厳格さは不可欠で、

うっかりゆるむと、
自分がそういう生ぬるさに染まってしまいそうな感じ、
自分にその甘さを許してしまいそうな感じ、
…があります。

今は、厳しく研鑽を積みたい時期でもあり、
そういう厳格さをもって生きている人の近くにいたいな、と思っています。

”Birds of a feather flock together.”
…といいますし。

⭐︎2022年9月一週目のマガジンを公開しました🍄
https://note.com/kinugyokutoan/m/me64d130319d7

7/30 生月天中殺のビジョンと拠り所、天干と月支が中殺されている意味、時代・流行を追わない生き方
https://note.com/kinugyokutoan/n/ne85934166b64

7/31 西方の星① 結果はどう起こるのか?どんな配偶者が望ましいのか?
https://note.com/kinugyokutoan/n/ndbc1a1385f70

7/26 十大主星の「器」の話(1)日干と器と十大主星から捉える星の性質と処世術(星の消化法)
https://note.com/kinugyokutoan/n/nbcaf605b42d8

7/25 命式詳解補足 山中教授のノーベル賞獲得につながった命式の要素
https://note.com/kinugyokutoan/n/n5f51bfc84c04

7/14 後天運でめぐる星の影響と天中殺の消化
https://note.com/kinugyokutoan/n/n430fd7670c6b

7/9「東方の星(=仕事・お金になる星)」を光らせる際に見落とされがちな重要ポイント
https://note.com/kinugyokutoan/n/nb4970227f878

7/10 宿命天中殺の「家系の恩恵を受けない」ということの意味、ネット情報で勉強する際の注意
https://note.com/kinugyokutoan/n/n0253a1ba545a

⭐︎サークルはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/circle
月額5000円です🌿毎日3,000文字以上、毎月90,000文字以上更新中📖

⭐︎各天中殺の生き方について、
知っておくべき基本的な内容の記事をまとめました🌿
重陽の日のお祝い価格、3333円です。
https://note.com/kinugyokutoan/m/mfa6bb7348d9a

⭐︎マガジン統合版
noteの投稿をまとめて購入されたい方に向けて半期ごとのマガジンを作成しました🌷

○2020年上半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/m3cfc18c6fb4a

○2020年下半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/me799a865819a

○2021年上半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/mdf9e9087e5e1

○2021年下半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/m159c813818ae

※天中殺、適職等のまとめマガジンと重複している部分もある点にご留意くださいませ。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash