海外ドラマ『ブラックリスト』に学ぶユダヤの法 そして日ユ同祖論

海外ドラマ『ブラックリスト』はユダヤの商法、ユダヤの考え方が学べるドラマです。

 

ユダヤの法とは、
6000年の歴史をもつ必勝の教えであり、
人間臭い中にも厳格さとバランス感を併せ持つ、世界最強の処世術の一つ。

算命学も中国4000年プラスαの歴史を持つ世の中の仕組みの学問ですが、
算命学が森羅万象の法だとすれば、
ユダヤの法は人間の法といえる気がします。

 

この違いは、
算命学が帝王学であり、王の視点で広く宇宙や世の中の仕組みを知るという前提の学問であるのに対し、
ユダヤの法は、ユダヤ民族が一致団結するため、生き残るための法であることによって生じる違いです。

 

ルーツも違えば目的も違う、
信奉する民族も異なるわけですが、
恐らく「現実に生き抜く」という目的に限れば、
恐らくこの二つが世界の双璧をなす教えであろうと思うので、
もしその両方を学ぶことができるのであれば、立場に拘ることなくその両方を学ぶことは非常に有益と思います。

 

ということで、『ブラックリスト』。
主人公を見ていて、
「これがレッドの常勝の秘訣」と思ったことを列挙してみました。

・法律ではなく、正しいことを大切にする。そして、何かをやるときは「大義」のため。
・モノゴトをはっきり言わない(①本当の目的を言わない、②体験談から示唆して相手に察するよう仕向ける)
・私怨や怒りではなく、物事の道理に従って殺すべきは殺し、生かすべきは生かす。
・お礼は惜しみなく徹底的に→ファミリーになる
・「モノゴトの道理」とは、生き残るため、勝つために必要な道理。
・自分のことをよく理解している、自分の好きなものをよく知っている、自分の才能を熟知している。そして、自分に満足している。
・世界各国の歴史や文化、宗教、物の考え方やビジネス、販路、金融、政治などにとても詳しい。
・三手先を読んで備えている。
・美味しいものを体験することを大事にする。
・友達という曖昧な関係を許容せず、利害や興味の一致が関係の軸。とりわけ「興味」という軸を重視している。
・お金のやりとりより、相手の興味を満たすプレゼントの交換、一種の物々交換が彼らの取引基盤にある。
・罪は死人のように葬る。忘れてしまうのでは なく、折に触れ思い出して、前に進む糧にする。
・賭けやハッタリは使わない。使うのはブラフ。

 

そういえば、
日ユ同祖論という、日本人(大和民族)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説がありますね。

この説は、明治期に貿易商として来日したスコットランド人のニコラス・マクラウドが日本と古代ユダヤとの相似性に気付き、世界で最初に日ユ同祖論を提唱、体系化したとか。
日本でも、昭和天皇の末弟であられた三笠宮崇仁親王殿下はその研究をされていたそうです。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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