天胡星の「聞く」力

昨日、「音を聞く」、「香りを聞く」
…というその 「聞く」というのは、

「目に見えない世界」をとらえ、
その世界と「同調する」ことができるものをとらえるための言葉であり、
その「聞く」対象というのは、自分が同調できるものなのではないかな。
…ということを書きました。

これについて考えていたのですが、
結局、人間というのは 「同次元の存在」としか深く関わり続けることはできない、
…というこの世界の仕組みを考えれば、

「音を聞く」、「香りを聞く」
…という「目に見えない世界」を捉えて同調するかどうかを見極めることは、

自分が深く関わることができる相手を見極める手段、
自分が自分と調和的にして生産的なことにともに取り組める相手を「聞く」ための手段なのだろうな、と、そんなことを考えました。

そして、
「聞く」というのは天胡星の能力であるのですが、

天胡星が、「自分が関わるべき相手」であるかどうかの見極めがとても「上手なのは、

天胡星は 「病人の星」で、エネルギーがないので、
「自分が関わるべきではない相手」に関わってしまうことのダメージが大きいために、

「関わる相手を厳選する」ことができる、
その手段が、その 「聞く」ということなのだろうな、と、そんなことも考えました。

天胡星の、その「聞く」対象は、
音や香りのみならず、この宇宙のあらゆる振動であるので、
実際、普通の人が察知できないものを幅広く察知することが出来ます。

そういえば、以前、天胡星のことを、
「底意地の悪い星」とおっしゃっていた方がいましたが、

天胡星というのは「関わるべきではない相手」に対しては、
徹底的に攻撃して自分に寄せ付けないようにする傾向もまたありますが、

その「徹底的な攻撃」というのも、
当然に、
「天胡星的=病人という体の動かない・エネルギーのない人間による攻撃」なので、
それが、「底意地が悪い」というような印象を与えるのであろうと思います。

つまり、天胡星のことが「底意地が悪い」 と思う方というのは、
天胡星から「関わるべきではない相手」と警戒されているのだろう、ということです。

天胡星というのは、最初の3秒でで「関わってはいけない人」 が分かります。
…波動で察知しますからね。

それを、本人が認めるかどうか、
また実際に、その「関わってはいけない人」と関わらずに済ませられるかどうかは別ですが、

少なくとも、その人が「関わってはいけない人」か「関わっても大丈夫な人」かは、
3秒で認識できるはず、と思います。

この人は害になる人間であるとか、
この人は益のない人間であるとか、
…このように書くと、いかにも打算的でロクデナシな印象を与えそうですが、

そもそも天胡星は「病人」 なので、
きちんと関わる前に選別しないと自分の身が危うくなります。

あるいは、
自分にとって害になる人、益のない人と関わる体力などないわけで、
その意味で、生存本能としてそういう「関わるべきかどうか」を見極める能力に長けている、といもいえます。

とはいえ、こうした天胡星の本能的な感性、その一つが「聞く」能力ですが、
それを使うことなく放置していると、
だんだんと使うことが出来なくなるようです。

与えられたその察知力や「聞く」能力を使わずに無視し続けていると、
その能力が損なわれて行き、まるで使うことができなくなる、というか。

この際の「使うことができなくなる」というのは、

その「目に見えない世界」を捉える能力、
つまり 「聞く」能力ですが、

「耳が良い」「聞く力がある」といわれる天胡星のある人が、
「目に見えない世界」を「聞く」…ということを放棄すると、
通常の「音を聞く」ということにも、支障が出てくることがあります。

その意味で、天胡星がある人は、
きちんと「目に見えない世界」に耳を傾け、
そこで得た情報は、 きちんと活用するなど、天胡星の能力をきちんと活用することが望まれます。

…天胡星について書きましたが、
本来の能力を使わないと損なわれるのは他の星も同じです。

天将星が、有形・現実の世界で苦労を経て成長に向かうことが出来なければ、
=天将星の能力を使うことをしなければ、
乞食にもなる、というのはその一例です。

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