今月、東急グループさまが100周年を迎えたそうです。
それもあってか、
先日は、東急東横線と東急目黒線が通っている日吉駅がアド街ック天国に取り上げられていたのですが、
アド街もその100周年のお祝いをしているように感じられ、
沿線に住んでいる私としてはなんとなく気持ちがほっこりしました。
さて、東急グループは、経営において、
「沿線開発」という一事に、一途に取り組んできたことで発展してきたといわれます。
鉄道事業を支えるのは、
それを利用する人たちであり、
その利用する人を増やすために沿線を開発し、
土地を拓き住宅都市を構築する、
その一事に、一途に取り組む一貫性が、東急グループを今に見る発展に導いたのだとか。
さて、「一貫性」といえば、貫索星、そして石門星がその星ですが、
いわゆる「事業」の発展というのは、
そういう貫索星・石門星を含む「考えない星」によって実現されます。
「考えない星」とは、
貫索星・石門星・ 禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星ですが、
こういう星なしには、大きな事業の発展というのは成りません。
というのも、
「大きな事業の発展」には、相応の時間がかかるもので、
その「相応の時間」が経過するまでの期間において、
モノを考え閃き、新しいことに気持ちが向かって、そちらに進路を変更してしまえば、
事業はまたそこから新たなスタートを切らねばならず、
事業がまるで育たない
＝大きな事業に発展しない…ということになるからです。
私たちの世代を含め、最近の人は、
＝第三次産業に従事している人は、
サラリーマンでもなんとなく、
「考える」とか「閃く」とかいうことで仕事をすることを ｢カッコいい」 と思うところがあるのですが、
「考える」とか ｢閃く」とかいうこと、
つまり、龍高星・玉堂星・鳳閣星・調舒星というのは、
一貫性の対極、揺らぎ変化する星なので、
根気強く 「事業を育てる」 ということが出来にくく、
アイディアを出す、新規事業を発案する…ということには向くのですが、
そのアイディアや新規事業を、
実際にたくさんの人を巻き込んで運営する段階になるとそこから離れた方がベターといわれます｡
というのも、
アイディアを出す、新規事業を発案する、
ということには有利に働いた「考える」とか「閃く」とかいうことが、
実際にたくさんの人を巻き込んで運営する段階になると、混乱の元になるからです。
例えば、上司が「よく考える」人で、
毎週、 いろんなことを考えて、
考えるたびにその考えに基づいて方針を転換するとすればどうでしょう？
頭のいい人が多い会社ほど、そういう上司が多い傾向にありますが、
…真面目にやっている人ほど、「ついていけない」 と感じていなくなってしまいそうですよね。
なお、このお話は、
北天運の人のアイディアを、南天運の人が育てると大きく発展する
…と、言い換えることができます。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
少し前まで、note のほうでは人体星図について細かくしつこく書いていた、
その内容を丁寧に読み解けば、ここで説いているところの意味が、よくよくお分かりになると思います。
メンバーの方は、ぜひ、ご確認くださいませ。
なお、このところnoteでは「人体星図」はかなりしつこく書き連ね、
さらに今は、「夫婦の関係」についても、微に入り細に入り書き連ねています。
以前は、同じテーマを書き続けていると、
「飽きるかも？」と思って、ときどき別のことを織り交ぜるようにしていたのですが、
あるとき「長い内容は難しいので飛ばしてます」という方がいて、
なるほど、
別のことを入れるとそっちに気持ちが向かってしまい、
深い理解のために、継続的に書いていることの理解を損なってしまうのだな
…と気づき、
「考える」「閃く」ということで勝手に別のことを書くことなく、
「一貫性」をもって、そのテーマが完遂するまで継続して書くことにしたのでした。
…そのほうが､ご覧くださっている方の「理解」を育てることが出来ます。
人体星図にせよ、夫婦のとらえ方にせよ、
断片の知識はネットにもけっこう転がっているのですが、
そういう断片的な知識に軸を通すには根本的な理解が不可欠で、
その根本的な理解のための説明は、どうしても、長丁場となります。
お付き合いくださっているメンバーの方々、ありがとうございます。
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