イギリス国王と皇太子に関する雑感

このところ、noteのほうで「命式に刻まれた配偶者との関係」についてしつこく書いているのですが、
ふと思い立ってウィリアム王子とキャサリン妃の結婚について命式を眺めていましたら、

ウィリアム王子は日座中殺、キャサリン妃は配偶者干なしの方でありながら、
他の要素や後天運に恵まれていて、
なるほど、こういう関係だと、あのように円満な夫婦になるのだな、と感じ入りました。

ちょっと複雑なので、ここでは割愛しますが、
「宿命的にNGな要素」というのも、だいたい3つくらい重なるとしんどい感じですけれど、
1つくらいのNGと、それをカバーする要素がたくさんあれば、案外と、NGも乗り越えられるように思います。

その意味で、
算命学は幾百もの占技があるといわれますが、占技をたくさん知っておくことは重要です。

ちなみに、
キャサリン妃は宿命において年干支と月干支の大半会がある方で、
一方、ウィリアム皇太子は宿命において年支と月支に半会がある方で、

半会というのは、
王族が持つと平民との結婚につながりやすく、
平民が持つと王族との結婚につながりやすい…といわれますが、

キャサリン妃は大半会によって王族であったウィリアム王子と結ばれる要素を備え、
ウィリアム皇太子は半会によって中流階級であったキャサリン妃と結ばれる要素を備えていたようです。

加えて言えば、
キャサリン妃がウィリアム王子と出会う大学に入学したのは大三合会局の年、
その2人が結婚したのは、ウィリアム王子の干合支合+三合会局の年で、
まるで天に祝福されたかのような結婚であったことが伝わって参ります。

一方で、国王になられたチャールズ3世も大半会を宿命にお持ちで、
内側(月干支と日干支)の大半会なので、家庭・身内の世界が大きく広がるという宿命ではあるのですが、

ダイアナ妃と結婚されたのは、あろうことか西方対冲=配偶者の座が破壊されるタイミング。
そんなタイミングで結婚すると、配偶者は、座が壊れているので、その壊れた座には座り続けることができず、
早晩、離婚することになるわけです。

実際、Wikipediaに「ダイアナは窮屈な王室のしきたりに馴染めず…」とあるとおり、
皇太子妃の座に座り続けることができず、15年で結婚生活は終わりを迎えることになりました。

もっとも、その後、事実婚関係にあったカミラ夫人との結婚も、
実は同じく西方対冲という「配偶者の座」が壊れているタイミングで、

それをみると、この方は、
結婚というものを「家族がまとまる」ものとして捉えていないのではないか?
そういう潜在意識が、「対冲での結婚」に現れているのではないかという気もしています。

というのも、
この方の幼少期は、女王として公務に忙しい母親との時間はほとんど持てなかったといわれており、
そういう幼少期の経験が、対冲での結婚につながっているのではないか?
…と、感じられるからです。

あるいは、一度、天中殺で新しいことを始めてしまうと、
その後も、「天中殺で新しいことを始めるクセがつく」といわれますが、
対冲でも同じようなことが起こるのかもしれません。

…が、やはりその根っこには「苦しかった幼少期」があるような…。

とはいえ、カミラ夫人とは、2005年の結婚後も現在に至るまで円満そうなご様子ではありまね。。
(事実婚を経ての結婚であったから、又は結婚して「正妃」となったわけではないから、と思います)

それにしても、
今年はウィリアム皇太子は40歳で、東方大半会という良いタイミングで皇太子となられましたが、
チャールズ3世国王は、来年の日干支律音+月干支大半会の年ではなく、今年の国王就任。

いつもドンピシャの、狙ったかのようなタイミングで重要なイベントがあるウィリアム皇太子と、
どうにもズレるチャールズ3世国王を見ていると、
王統継承にあたり、隔世的なものがあるようにも感じられますがどうでしょう。

⭐︎2022年9月三週目のマガジンを公開しました🌹
https://note.com/kinugyokutoan/m/m8c0af49a81e3

8/16 人体星図詳解の技法① 概説 人体星図の基本形を知ることの大切さ、基本形から分かること
https://note.com/kinugyokutoan/n/n3d2c76eec73a

8/14 宿命律音・宿命納音の仕組みと構造、現象、宇宙盤的理解
https://note.com/kinugyokutoan/n/n6bda40143903

8/5 両親を超える命式の考え方② 親を超えられない命式で親を超える場合、三合会局+守護神の凄い作用
https://note.com/kinugyokutoan/n/n4b69cc1c36bb

7/30 生月天中殺のビジョンと拠り所、天干と月支が中殺されている意味、時代・流行を追わない生き方
https://note.com/kinugyokutoan/n/ne85934166b64

7/26 十大主星の「器」の話(1)日干と器と十大主星から捉える星の性質と処世術(星の消化法)
https://note.com/kinugyokutoan/n/nbcaf605b42d8

7/14 後天運でめぐる星の影響と天中殺の消化
https://note.com/kinugyokutoan/n/n430fd7670c6b

7/10 宿命天中殺の「家系の恩恵を受けない」ということの意味、ネット情報で勉強する際の注意
https://note.com/kinugyokutoan/n/n0253a1ba545a

⭐︎メンバーシップはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/circle
月額5000円です🌿毎日3,000文字以上、毎月90,000文字以上更新中📖

⭐︎各天中殺の生き方について、
知っておくべき基本的な内容の記事をまとめました🌿
重陽の日のお祝い価格、3333円です。
https://note.com/kinugyokutoan/m/mfa6bb7348d9a

⭐︎マガジン統合版
noteの投稿をまとめて購入されたい方に向けて半期ごとのマガジンを作成しました🌷

○2020年上半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/m3cfc18c6fb4a

○2020年下半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/me799a865819a

○2021年上半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/mdf9e9087e5e1

○2021年下半期のマガジン
https://note.com/kinugyokutoan/m/m159c813818ae

※天中殺、適職等のまとめマガジンと重複している部分もある点にご留意くださいませ。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash