先生の選び方

先日、戌亥天中殺の方がその性質について、
「夢やロマンを追う」
…という書かれ方をすることに違和感がある、とおっしゃっていました。

曰く、「地に足がつかない、生ぬるい人生を歩んでいるといわれているようで不快である」と。

これは例えば、午未天中殺の方が「末代運」 と書かれるのを不快に思う方が多いこと、
辰巳天中殺の方が「はみ出し運」書かれるのを不本意に感じることが多いことと同じで、

誤りではないけれど、
そのような書かれ方は、
無神経であり、不快に思われた、ということのよう。

そのお話を伺いつつ、
「何かを人に伝える」 ということの難しさを感じたのでした。

私だったらどう書くかな?
と考えてみて、

午未天中殺の方は、次代に先送りすることなく自分の代で活躍べき役目、
辰巳天中殺の方は、いわゆる金儲けに邁進するのがその役目、

…という書き方はどうでしょうか。

末代なので、自分の代で活躍しなければならない、
現実的なはみ出し運とは、金のにおいがすればそこに猪突猛進的に突き進めるということだからです。

この書き方も、
私は良いと思って書いていますが、
ご覧になる方の中には、「なるほど」と思う方もいれば、
「うーん?」思う方もられるのではないかと思います。

さて、私は算命学の学び方や、お勧めの学校などについて質問されることがときどきあるのですが、

そういうときにお伝えしているのは、
「何かを学んで身に着ける」
…というときに最も重要なのは相性であり、

先生として選ぶべきは、
その人が書いている文章が好き、
その人が使う言葉が好き、
その人が示す世界観が好き、

…という、そういう相手を選ぶべきであろういうことです。

その意味で、
言葉の言い回しが不快である、とか、
ものの表現に違和感を感じる、という場合、
それは、「その先生は違うよ」 というサインということもあるように思います。

自分が「不快である」と感じる相手というのは、
そもそもどれだけ「良い先生」といわれていても、
そこから身になる何かを得られることは稀です。

さて、それに関連して、
note のメンバーシップ(旧サークル)に加入された方から、
今月分から勉強しても良いか?
…という質問をいただいたのですが、

noteの大きな流れとしては、
2020年4月以降、専門科・研究科・師範科…と書き進めており、
間に、ランダムなテーマを織り込む、という書き方をしているので、

いつからご覧になっても良いですし、
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