壬寅の年から癸卯の年へ、来年のテーマと留意点①

今月、壬子の月で、水性が極まり、
雪が降るな、寒くなるな…と思っていたら、やはり寒い日が続いています。

水性が極まると、気温ばかりでなく経済も冷え込むもので、
株価も順調に?下がっています。

順調に…などというと、その業界の方々には叱られそうですが、
めぐる気に応じた現象が起こるのは当然にして安心感があるもので、
こういう時期に、株価が大上昇する…などということになると、逆に心配になるもの。

何事にせよ、
理論・理屈のとおりになることは、
いってみれば、世の中が法律に従って動くような安心感、盤石感があり、
現象としてネガティブであったとしても、

その先には回復することが見通せる、
理屈通りなら、対処の方法もある、という意味で、
それほど大騒ぎする必要はないものと考えます。

とはいえ、今年陽水の年(壬寅)につづき、来年も陰水の年(癸卯)なので、まだまだ「寒さ」は続きそうです。

対年の癸卯の年(厳密には立春2月4日以降からが「来年」です)は、
「癸」は水性の十干ながら、「卯」は春門という意味を持ち、新たな兆しが期待されますので、それに期待したいところ。

癸水の年の来年、日干ごとのテーマを挙げると以下のとおり。

日干甲木の方は、陽木が陰水に水生木と生じられるので、玉堂星がテーマの年、
日干乙木の方は、陰木が陰水に水生木と生じられるので、龍高星がテーマの年、

日干丙火の方は、陽火が陰水に水剋火と剋されるので、牽牛星がテーマの年、
日干丁火の方は、陰火が陰水に水剋火と剋されるので、車騎星がテーマの年、

日干戊土の方は、陽土が陰水を土剋水と剋すので、司禄星がテーマの年、
日干己土の方は、陰土が陰水を土剋水と剋すので、禄存星がテーマの年、

日干庚金の方は、陽金が陰水を金生水と生じるので、調舒星がテーマの年、
日干辛金の方は、陰金が陰水を金生水と生じるので、鳳閣星がテーマの年、

日干壬水の方は、陽水と陰水が陰陽の比和になるので、石門星がテーマの年、
日干癸水の方は、陰水と陰水が陰陰の比和になるので、貫索星がテーマの年となります。

テーマとなる星が、それぞれ具体的に、どういう年を暗示するのか?
その年に、どういうことをすると有意義に過ごせるか?

…ということは、明日以降、順番に説明します。

基本的な内容ですが、最近勉強をされた方の中には、多少、そういう基本的なことの理解がない方もおられるので、
しばらく基本的な内容について書きます。

ちなみに、具体的に読み解くときには、こうした星(陽占の星)と陰占を組み合わせて捉えていく必要があります。

また、干合や天剋地冲、位相法条件などがある場合には、上記のテーマの読み取り方が多少変わります。
…ので、この内容だけで何か確定的なことをいえるわけではない旨、ご了承くださいませ。

ちなみに、干合といえば、岸田総理は日干が干合する方ですが、
今年は二重干合が解けて干合が2つ成立する星回りでした。

本日、noteでは、岸田総理の迷走感の理由について算命学的視点に立った解説を書いたのですが、
干合の影響というのは、色んな意味であなどれません。

よって、来年癸水の年に干合する日干戊土の方を筆頭に、天干に戊土がある方は、
自分が揺らぐ、考え方が揺らぐ可能性を念頭に、お過ごしになりますよう。

⭐︎2022年10月三週目公開分🌹
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