夏至にやるべきこと

昨日は、夏至でしたね。
厳密には、日付が変わるギリギリ前のところで夏至が起こっていました。

夏至というのは、
一年の中で最も陽が長い日のことで、
夏至を超えると徐々に陽が短くなっていきます。

天気・気温という意味では、これから夏本番！
ですが、陽の長さという意味では、本日から徐々に冬に向かい始めているということ。

これはつまり、
「伸びる」ことが止んで、「収束」に向かい始めるということであり、
冬至以来、いや立春以来、取り組んできたあれこれの、まとめに向かい始めるタイミング、
…ということでもあります。

なぜ「冬至以来」ではなく「立春以来」なのかといえば、
「冬至」に起こったばかりのことは弱すぎてこの世界に顕現させても維持することが出来ないためで、
たとえ冬至から立春の間に兆したことでも、立春以降に顕現させることが大切なのです。

これが、冬至説が否定される理由。

その意味でいえば、夏至も、収束への「兆し」であり、
実際に、現実的に「収束」に向かい始めるのは立秋以降ということになるのですが、
それでも、収束に向かう心の準備はしておくべきであろうと思います。

とりわけ、
今年がイベントフルである方、例えば今年が比和・律音・大半会などに当たる方は、今年、やっておくべきことは、確実を期すよう改めてスケジュールを見直しましょう。

また、来年が天中殺に当たる辰巳天中殺の方は、
来年、新しいことを始めることはできないので、
計画的に、「今年中に着手しておくべきこと」に着手しておきましょう。

今年中に着手し、来年・再来年の２年間は、
その着手したことをひたすらに掘り下げる、ひたすらに訓練する…ということに取組むべき期間であり、
その２年間の仕込みの先に、次の10年間の飛躍と発展があります。

天中殺中にうっかり何かに新たに取り組み始め、
そこでうっかり伸びて飛躍してしまったりすると、
その後の10年が残念なことになりがちです。

目先の体感を追いすぎて、自然のリズムを無視してしまうと、
自然の勢いという後押しを得られない人生、
不効率にして消耗の激しい人生を歩むことになります。

さて、夏至というのは、そういうリズムを体に刻むには良いタイミングでもあります。

私は、定期的に取り組んでいるちょっと重ためのお清めの意味で、塩酒風呂に入りました。
浄化・除霊の効果があるといわれますが、確かにすっきりします。

ご相談業、接客業などの方は、試されるとその効果をくっきり体感できるのでは？と思います。

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