94年会の秘密

「94年会」というのをご存知でしょうか。

なんでも、いま、日本のスポーツ界を牽引している1994年生まれのアスリートの会だそうで、
大谷翔平選手や、ラグビーの姫野和樹選手、野球界こ鈴木誠也選手、サッカーの浅野拓磨選手、南野拓実選手、水泳の萩野公介選手、瀬戸大也選手、
バドミントンの桃田賢斗選手、奥原希望選手、
スピードスケートの高木美帆選手などがその「94年会」なのだそうですが、

それに加えて羽生結弦さんも94年生まれで、
大谷選手が羽生さんを「94年会」に呼びたいと切望されているのだとか。

さて、そんなニュースを眺めつつ、
「94年ってすごいな！」
…と、その年がどんな年だったかのか調べてみたら、
94年というのは甲戌の年、異常干支の年、
さらにいえば「日座中殺干支」の年でした。

日座中殺干支は日干支にあってはじめて日座中殺となるので、
年干支に日座中殺干支があっても日座中殺にはなりませんが、
それでも異常干支には違いなく、
…というか、最強の異常干支の一つが甲戌であり、

なるほど、94年会は、
甲戌という天才的才能を世界的に発現させていく質を持つ異常干支を年干支（＝社会的な活躍の場所）にもつ人たちの世代だから、

あのように天才的才能を発現させることに真剣に取り組んできた人たちが世界的に活躍しているのか！
…と、納得しました。

才能は正しい努力によってのみ発揮されるものですが、

日座中殺干支という、
世界的というか、宇宙的というか、
…のスケールで存在感を発揮する異常干支は、
世界を目指す人、枠のない世界を目指して適切な努力をする人を輝かせ、
世界を目指さない人、枠の中に留まり平凡な生き方を志向する人、適切な努力に取り組まな人を肥料にしていく。

ちなみに、前回の甲戌年は1934年でしたが、

藤子不二雄さん、
大橋巨泉さん、
愛川欽也さん、
牧阿佐美さん、
堤義明さん（西武グループ）、
ソフィア・ローレンさん、
美智子上皇后、
眉村卓さん、
カール・セーガンさん、
内田康夫さん、
井上ひさしさん、
倉本聡さん、

…などがおられます。

個人的には、
藤子不二雄さん、眉村卓さん、カール・セーガンさんがこの年の生まれであったことに驚くとともに、
彼らの果たした役割に想いを馳せつつ、

94年会の面々が果たす役目の意味について考えています。

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