SNSの使い方

SNSの使い方、というのはいろいろあります。
日常生活の発信用という方もいれば、
自己PR用という方もいて、
もちろん、単に「みるだけ」という方もけっこういると思います。

私はといえば、だいたい以下の5つを目的にSNSを使っています。

①気づいたことの記録
②まとまる前の気付きの記録
③ブログ発信準備用
④考え・立ち位置の明確化
⑤厄払い

①②については、
実はメモを取る、という習慣に移行しようと思っているのですが、
SNSでの記録は思考の記録を時系列的に残すのに便利ですし、
クローズドな記録に留めることもけっこう多いのですが(開示先を「自分のみ」にすることも多いのですが)

オープンにすることで、同じことに気づいている人がいること、
そこに興味を持つ人や別の観点の意見を持つ人がいることを知ることができるケースもあります。

③については、
私が、「不特定多数」に向けての発信が出来ないので(伝達本能が西方なので)、
便宜上、SNSを一次発信先としています。
よって、伝達本能を東方に持つ人であれば、ダイレクトにブログに書けるはずで、それでも良いのでは、と思います。

④考え・立ち位置の明確化、というのは、
自分の考えや立ち位置をくっきりさせることで、
無駄な人間関係をつくらない、という効果を狙っています。

例えば「盛る」人とか、「ご近所アイドル系」的な人の浅薄さについてこんこんと書いていれば、そういう人は寄ってこないですし、
東洋思想や政治経済についてこんこんと書いていれば、そこに興味を持つ人は寄ってくるわけで、
自分の立ち位置を明確にすることで、人間関係を築く、その手段としてSNSを使っています。

あるいは、昨日、「東洋思想に照らしてあるまじき」ということについて書きましたが、
そういう「立場の表明」のために使うこともあります。

さて、最後の⑤厄払いは何かといえば、
これは、先日、「逆盛」について書きましたが、
その「逆盛」を含め、いわゆる「陰」「へこみ」「下降」をつくることをいっていて、
何事も「上がりっぱなしはない」という前提で、「下降」をつくる場所としてSNSを使っています。

いってみれば、
「うまくいっていないこと」とか、
「ダメだったこと」とか、
あるいは「空回ったこと」とか、
そういうことは、できるだけ、広く遍く発信しておくと、
あとあと、「上昇」を生み「陽」の局面につながっていくので、そういう使い方をしています。

そんな中でも、
たまに「うまくいっていること」を書くことがあります。

これは、なぜか?といえば、
その「うまくいっていること」が「現実」に耐え得る確かなものか?
…を確かめるためで、
何事も「うまくいっていること」というのは、妬みや羨望を買い、結果として、壊れやすいものなので、
それが盤石であるかどうかを確認するために「うまくいっていること」を書くこともあります。

これは、本当に、ぜひ観察してみて頂きたいのですが、
「うまくいっていること」を書くと、
秘密裡に(と、その人は思って)、邪魔をする人や、
そのうえを行っています!的にマウントを取ってくる方というのがおられて、
「うまくいっていること」を公開すると、
そうした事態に耐え得るか?ということを検証することが出来ます。

そして、耐え得たことというのは、
以後、「公開しても大丈夫なこと=他人に壊されないモノ」になっていく、という仕組み。

…何を言いたいのかといえば、
何事にも陰陽があるので、
陽の部分をみんなに見せれば、陰という現実を受け取り、
陰の部分をみんなに見せれば、陽という現実を受け取ることができるということを前提に、SNSを使うなら使ったほうがいいですね、ということです。

これは、SNSが「自分の世界のすべて」であるような人にはあてはまりませんが、
大体の人は、SNS以外の現実というのがあって、
そういう人であれば、
その現実とSNSの間で陰陽をうまく仕組むことで「現実」を自在にコントロールできるようになりますよ、というお話です。

加えて言えば、
発信する内容、例えば、ネガティブなことを発信するときには、
それによって何かが壊れない、むしろ盤石となるタイミングを選ぶとか、
何か明確化して選り分けることを目的に発信するときには、
それによってきちんと分断と淘汰を実現できるタイミングを選ぶとかすると、
その発信によってストレスを被ることが少なくなります。

ちなみに、昨日の内容は、
天剋地冲の日に原稿を書いているのですが、
「立場」としてそれを表明するために、日を選びなおしました。

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