あ、ここがこの人の人生のピークなのかもしれないな。
…ということを感じることがあります。
いや、算命学を学ぶ前、学び始めた当初は、
そういうことを感じることはなかったのですが、
知識が増え、事例が増え、
蓄積された知恵・知識と、様々な人生のパターンが積み重なってきて、
それらが符合する、そうやって確かになっていく「点」の数々がつながり始めると、
なんとなく、
ここがこの人の人生のピークなのかもしれないな。
…ということに気づくことが増えた、というか。
どんなふうに気づくのか、といえば、
その人のピークが過ぎたその兆しを感じて、そう気づく、といって伝わりますでしょうか。
例えば、
田中真紀子さんという方がおられ、
いまだ健在ですが、この方のピークはもう過ぎていますね。
ピークを過ぎても、存命で在り続けることはできるのですが、
ピークまで、ピークの最中と、
ピークを過ぎてから、というのは、色んなものが異なります。
異なるものを挙げればきりがなく、勢いだとか、ハリだとか、いろいろありますが、
分かり安いのは、
「真紀子節」が評価されるかどうか、
「真紀子節」が許されるかどうか…であろうと思います。
厳密に言えば、
「真紀子節」が評価される規模と範囲、
「真紀子節」が許される規模と範囲、
…が、ピークまでは広がり続け、
ピーク時には広く遍く通用し、
ピークを過ぎたら身近な人にしか通用しなくなる、
それはあたかも生命の球体のエネルギーが、
ピーク時までは大きく広がっていき、
ピーク時には地球全体を包むような壮大な球体のエネルギーとなり、
ピークを過ぎれば小さな範囲だけを包むエネルギーの球体になっていく感じ、
…といって伝わりますでしょうか。
いわゆる若年期、壮年期、晩年期の十二大従星にも呼応しているのかもしれませんが、
なんとなく、
人間の存在というか、人間の成長というか、人間のエネルギーというか、
…そういうものの規模の推移であって、
つまり、
向上心が衰え、成長が止まると、
求心力となるエネルギーも枯渇していき、
存在感が低下していく。
ピークを過ぎたら、そんなふうに、「人間が小さくなっていく」のだろう、
…ということを考えました。
ちなみに、
①向上心が衰え、成長が止まる
③求心力となるエネルギーも枯渇する、
②存在感が低下する
…の3段階は、概ね5年~10年くらいかけて起こっていくように思います。
いや、これは私の観察期間がそれだけなので、そう思う、ということなので、
実際には今後、もっと長期的な視点について書くかもしれませんが。
これは例えば、ドラクエで、
ゴールド集めをする、と決める(=ゴールを目指さないと決める)
全種類のアイテムをそろえると決める(=ゴールを目指さないと決める)
かっこいい称号を獲得すると決める(=ゴールを目指さないと決める)
…みたいな話ですが、
世の中には、
「ゴールを目指さない」と決めた人たちというのがいて、
彼らは、その「ゴールを目指さない」という範囲で壮大なデメリットを被るのですが、
「ゴールを目指さない」という文化圏で一定の満足を得ることもあり、
そこが面白いな、ということを考えています。
ドラクエも、
別にゴールを目指さなくても、楽しめますね。
ピークの話に戻せば、
ゴールを目指している人はピークがゴールなので成長し続けますが、そしてそのプロセスにおいて苦しみますが、
ゴールを目指さないと決めた人はピークを過ぎているので、楽しみながら現状を維持する方向に向かうような感じがあります。
人によっては、
そのほうが付き合いやすくなった人もいますが、
なんていうか、パンチがなくなって残念、と、
寂しさを感じることもあります。
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