前にも書いた二度運について、少し考察を深めたので書いておきます。
陽占の星図の東西に同じ五行の星があると「二度運」といわれます。
よくいわれるのは再婚(二度の結婚)ですが、
二つの家庭を持つとかいう場合もあります。
これは穏やかでない二度運ですが、
穏やかな二度運の例としては、二つの仕事ということもあります。
東西に同じ五行の星があるとは、
星が東と西に以下の組み合わせがある場合です。
貫索星と石門星とか、
鳳閣星と調舒星とか、
禄存星と司禄星とか、
車騎星と牽牛星とか、
龍高星と車騎星とかです。
もちろん、同じ星がある場合も含みます。
この二度運は、
結婚している人との縁とか、
恋人のいる人との縁、
という形で消化されることもあります。
自分ではなく、相手から見て「二度の縁」を消化してもらうこともある、ということ。
なお、
東の星は現実のスタート、
西の星は現実のゴールを意味しますが、
東西に同じ五行の星が2つある=首尾一貫
という意味ではなく、
「同じ役割のものが2つ現れる」
ということを示します。
同じ顔をしているけど別の人、
みたいな感じです。
そして、
最初のほうより後のほうが、多くの場合、洗練されてグレードアップしています。
まわりの二度運の人を見ていると、
二度目の方が格段に進歩している感じがあります。
よって二度運の人は、
二度のチャンスがある、
という言い方もできます。
東西に同じ星をお持ちの方は、
不倫や恋人のいる人との恋愛で相手に消化してもらうのではなく、
ぜひ自分で二度のチャンスを謳歌していただきたいもの、と思います。
再婚や2つの仕事というのが一般的な見方ですが、二度のチャンスは他の消化法もあるかもしれません。
「こんな消化法があるよ!」というのがあれば、ぜひ教えていただければと思います。
ちなみに、うちの弟は東西に同じ星を持つ二度運の人ですが、今のところ結婚も仕事も一本気です。
何か上手に消化しているのかもしれません。
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