昨日、今日、と、今回の件について、
水原一平さんの命式について、noteのほうで詳解しています。
先に言っておくと、
細かい占技の話や、命式と実際の人生に大きなギャップがあること、
あるいは、宿命を逸れていくトラップがあるということは家系の因縁もあるのだろう、
…というようなことについて、こんこんと説いているので、
算命学を深く勉強しているわけではない方には、多分、たいして面白い内容ではありません。
冲禄格とその破格とか、
知っていてもたいして使う局面がなさそうなことや構造的な話に終始しているので、お勉強をしていない方はご覧になってもピンとこない内容です、念のため。
さて、先日、いろんなことをディスカッションする友人とお寿司を食べながら、
その話をしていたら、
「こういうことが露見してからいうのは簡単だよね」
…というような指摘をされたのですが、
私は（と、敢えて書きますが）、
この方が、クローズアップされ、たくさんのメディアに取り上げられていた時期から、
なんか変だな…と思っていて、
ゆえに、大谷さんの命式を取り上げることはあっても、
水原さんの命式を取り上げることはせず、静観してきました。
それくらい、命式の印象とこの方の評価（メディア評）にギャップがあり、
そういう人は、短命になるか、どこかで破綻するかするのですが、
それがいつか？…というところまで掘り下げることなく眺めていたら、
今回、それが起こって、やっぱりね、と思ったのだということです。
日々の生活においても、
「命式と実際の人生にギャップがある」人、
「宿命と環境が不一致」な人、
…というのは、
見る人が見れば大きな違和感があるもので、
日ごろから、身近な人については片端から指摘しているのですが、
だいたいは、「いや、あの人はいい人だよ？」などといってスルーされる、
けれど、「時間の幅」でみたら、だいたいどこかで何かしら問題が起こるもので、
その「結果」が出てようやく「あれ、当たってたね」などと言われたりするのです。
今はそういう「仮説」を説きつつ結果を「共有」する、そうやって実績を積む時期。
結局、「何が正しいか」というのは、その瞬間においては分からずとも、
時間の経過を経れば、それが明らかになっていくものなのですが、
逆に言えば、その瞬間に「おかしい」ことが分かる人は稀であり、
そう考えれば、
それをどのタイミングで表明するか？
＝まわりが、確かに、と理解するタイミングで表明できるかどうか？
…というようなマーケティング的な視点が、本来、「占い師」として存在感を発揮するためには必要なのだろうと思うのですが、
現時点で、私は学びを深めるほうを優先しているので、
著名人については思うにとどめ、身近な人については気づいた端から指摘する…ということをやっています。
そもそもですが、大運で害がめぐっている今、
自分の存在感を発揮しようなどと思ったところで思い通りにはいかないわけで、
そういうタイミングでは、評価評判は棚にあげて、どこまでも、マイペースで気づいたことをそのままに表明するほうがストレスがありません。
とはいえ、いちおう書いておくと、
算命学の担い手というのは、
時間の経過を経ることなく、その瞬間においてその人物が正しい道にいるかどうかは分かります。
そのおかしいことの「修正」が現象化するまでにどれくらいの時間がかかるのか、というのは人それぞれで、
かつ、「修正」されねばならないような生き方にも向かうことができることにこそ人間の自由意思が織り込まれる余地があるのですけれど、
人間が行きつく先の姿、人間が行きつくべき鋳型というのがあって、
それに応じているか、逸れているかで、最終的に行きつく姿はある程度想定できる。
その鋳型から遠い人ほど、他人に違和感を与える人物になり、どこかで「修正」が破壊的な形で起こることになる一方、
その鋳型に近い人ほど、社会・世間における存在感を発揮し、それを維持していくことができます。
こうしたことは、多くの場合、ご自身で検証すれば火を見るよりも明らかなものとして理解できるので、
多くの方が算命学を学ばれるといいな、とつくづく思う最近です。
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