変化は天報星にとって稼働のチャンス

昨日は、人間関係というのは、
自分を貌作る「チャンス」である、ということを書きましたが、

その意味でいえば、
異動・転勤などによって、知っている人がほとんどいない環境に身を置くことは、
その自分を作る「チャンス」にあふれている、ということでもあります。

少し前に、天報星というのは、
「変化」が不可欠で、 「変化」のない天報星はキラキラしない、ということを書きましたが、

こうした「新しい環境」を得て、
自分を貌作る「チャンス」にあふれた環境に置かれる、
自分を貌作っていかなければならない状況に置かれることは、
まさに、 天報星が全力で稼働しなければならなくなることを意味しており、

なるほど、
今回の帰任も、この天報星の稼働のためであったのだな、ということを考えています。

天報星のような変転変化の星を持ちながら、
「変化のない人生」 を歩むことは、
生まれ持つ資質を抑え込み、人間としての可能性を制限し、 本来の発展性を損なうことにつながるものですが、
それと分かっていても、 人間というのは変化を厭うもので、

けれど、無意識下においては、本来の資質の発露を目指して変化を欲するのだとすれば、
こうした事態も納得であるな、と思う次第。

さて、新任地で何をしているか?
…といえば、ひとまず 「観察」 をしています。

理由はいろいろありますが、
何事も、始まりは 「陰」 なので。

物事というのは、起こるべくして起こるもの。
起こるべく起こすその道筋に沿って身を過ごしているということ。

人生において、これほどに 「まっさらな環境」に身を置く機会というのもそうなく、
その意味で、これもまた、
一つの体験的理解に資する貴重な体験であるように思います。

いや、本質的な意味でいえば、
何事も、身に起こるあらゆる出来事は、
必要不可避の「体験的学び」 に必要だからこそ起こっているわけですが、

8年も同じ世界に浸かっていると、
近視眼的にもなり、そういう客観的な視点を損なってしまうもの。

けれど、
今回のように、ガラリと環境が変わると、
いっきに視野が広がり視座が上がり、
起こっている物事の意味や意義、その目的に気づくことができるようになるもので、

「目が覚める」とはこういうことか、
…という感覚をもってその景色を眺めている今、
その視野・視座を維持するためにも、その 「観察」、 「陰」 の在り方というのは有用であるよ
うに思います。

まぁこのあたりは、 トリプル害のタイミングだから大人しくしておく、
…という意味もありますが、
そうでなければ、それを採用できなかったその危険性を考えれば、
このトリプル害も、ありがたく意義深いものである、といえるかもしれません。

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