陰転必至の命式

あまり大きな声ではいえませんが、
世の中には「陰転必至」の命式というのがあります。

天将星を持ちながら、こういう要素が重なっている人は陽転がかなり難しいとか、
この要素とあの要素が同居していると陽転するのは至難の業‥とか。

こうしたことは、
単体の要素だけで判断できることではなく、
様々な要素を学んだうえで、それを組み合わせることで判断できるようになるものなのですが、

そうやって「重なり」の結果として陰転することが分かるようになると、

「陰転必至」の命式の怖さ、
その覆すのが難しい複雑に絡み合った運命の結果として陰転することの構造的問題点がひしひしと感じられて、
これはなかなか因縁深い問題なのだろうな、ということがよく分かるようになります。

世の中、そこそこイケメンで仕事ができる風情なのに、びっくりするような身分（役職）の方とか、
持っているものはそこそこ質の高い、値段も高いもので、きちんとした家の人に見えるのに、びっくりするくらい世の中の道理に通じていない方とか、

そういう方がけっこうおられるのですが、
彼ら、彼女らの命式を拝見すると、
もれなく「複合的・構造的陰転要素」をもっていて、
この世界の仕組みがまた一つ分かったような、そんな印象を受けました。

ちなみに、陰転必至の命式の人というのは、
だいたい同じように陰転必至の命式の方とつるんでいるもので、これもこの世界を構成している大事な仕組みの一つ。

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