陰転必至の命式は陽転できないのか？

少し前に、陰転必至の命式、というものについて書きました。
これについて、
陰転必至の命式は決して陽転できないのか？
…といえば、そんなことはありません。

陰転必至の命式というのは、例えば、
経るべき試練を経ることができない、その要素が命式に盛り込まれていない命式や、
得られなければ生きていけない助けを得ることができない、その要素が命式に盛り込まれていないケースなどがありますが、

人生においてその経るべき試練を誰かが施してくれれとか、
その得られなければ生きていけない助けを誰かが与えてくれることがあれば、
それをもって陽転していくことは十分可能です。

トランプ大統領やサッカーの元日本代表キャプテンである長谷部誠さんなどは陰転必至ともいえる命式ですが、
あれだけの成功を収めておられます。

もっとも、まだ存命中の人物の成功というのは、
人生のプロセスの中におられるので、その人生の陰転・陽転を断じることはできませんが、

それでも、ここに至るまでの活躍と成功は見事なもので、
ではなぜ、彼らが陰転必至の命式にしてそれだけの活躍と成功を実現できたのかといえば、

親や親族による補正・矯正により、
その陰転必至の要素が緩和されたこと、それが彼らの活躍と成功の秘訣です。

具体的にいえば、トランプ大統領は野放図で残酷な暴れん坊として社会不適合者となりそうな方ですが、実際、少年期には素行不良のためを繰り返していた人物で、
けれど両親が良識と財力を備えた人物で、陸軍幼年学校に転入させたことがその運命の是正・改良につながり、成功を実現されました。

いや、このところのウクライナとの協議の内容などを見ていると、まさに「野放図で残酷な暴れん坊」という命式どおりの姿が現れており、
果たして本当にこの人物を「成功」の例に挙げて良いかは賛否のあるところと思いますが、
それでも、アメリカの大統領に2度も当選したならそれはやはり「成功」といえ、

このように、陰転必至の命式であっても、
親や親族などが適切な対処を施すことができれば、大きな成功を収めることもできるのです。

長谷部さんのほうは、前にnoteで詳解したのでここでは書きませんが、この方はお祖父様がサッカーボールをプレゼントした、それによって身体を動かすサッカー競技に夢中になっていったことが、運命の改良に繋がった方です。

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