先日、友人がお受験の準備を始めたというお話を聞きながら、学校の序列・難易度が大きく変わっているというお話に驚きいた矢先に見つけた記事。
『親世代とは大違い”首都圏名門私立”の凋落』というプレジデントの記事です(ぐぐったら出てきます)。
話を聞いているときはイマイチピンときていなかったのですが、読んで納得、
旧名門は「大きな会社=勝ち組」とか「安定した人生=幸せ」という既存の価値観を支える学校で、
新名門は「オリジナリティのある人間を育てる」とか「個性を糧に生きる」ということを目指している印象の記事でした。
いずれにしても、昔の感覚でいると、今後この年代の人たちが社会人になり、どこかで会ったときに、正しく認識できなくなりそうなので、改めてきちんと覚えておこうと思います。
とはいえ、芦田愛菜ちゃんなどは慶応に受からなければ子役を抜けきれずに消えていたかも?という印象もあり、既存の価値観の勝ち組が認める学校の価値というのも、やはりあるように感じます。
巡り会う先生とか同級生とか、
どんな学校に行っても当たりハズレがあり、
どんな名門にも2割の落ちこぼれがいるわけで、
(ラ・サールから東大を経てAV男優になった人がいるくらいですし)
個人的には必ずしも「名門」にいく必要はないと思っています。
ただ、一方で、そうした名門に入れるための「親の努力」や「子供の努力」というのは、その子のその後の人生を眺める上で、けっこう大きな要素になりますし、
そこでの成功又は挫折が、その後の人生を決定づけるということもまたあります。
この場合、受験に成功することが、その後も成功することにつながるとは限らず、受験に失敗することがその後の失敗につながるわけでもありません。
ただ、「若年期の経験」というのは、間違いなくその後の人生に大きな意味を持ちます。
その意味では、必ずしも受験である必要はなく、部活とか何か夢中になって本気で取り組める何かにとりくみ、成功又は失敗することが大事であるともいえます。
天将星や天南星は若いうちに挫折しておかないと、人間として磨かれませんし、
宿命中殺などがあると、子供の頃の教育や習慣づけがとても大事であったりします。
それにしてもこの記事、「凋落」とか「大逆転」は言い過ぎなんじゃないかな?
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